PRODUCT 熱に強い鉄
ABOUT 材料特性について
約400 ℃ 以上の高温度で使用するために、用途に応じて十分な耐食性と強度のいずれか一方または両方を有するようにつくられた一連の合金鋼。普通の鋼は、400 ℃ 以上に加熱されると強度が減少し、とくに一定の力を受けているだけでも時々刻々に変形が進行するクリープという現象が起こりやすくなり、また、酸化、そのほかの腐食現象もいちじるしくなります。耐熱鋼は、その使用温度や応力状態、雰囲気などに応じて、Cr、Mo、Ni、Alなどの合金元素を添加し、上記のような欠点を改良したもので、概して高温ほど合金元素量の多いものが用いられます。